「言葉」と一致するもの

SEOに必須「Googleはいかにしてスパムサイトを弾いているか」――グーグル特許出願文書のわかりやすいまとめ

 SEO、すなわちgoogleなどの検索サイトで、自分のサイトをいかに上位に表示させるか、というテクニックである。中にはそれを勘違いして、あちこちにトラックバックスパムを送りまくる奴がいたり、内容のないサイトを大量に自動生成して一時的にアクセスを奪おうとする輩もいたりする。

 しかし、googleも黙ってはいない。そんなspamを弾くための手段を導入している。その目安が、グーグルの特許出願文書に書かれている……ということで、このブログでも以前、その特許文書の全訳を掲載した。

 しかし、これはあくまでも特許出願文書なので、用語も堅いし、わかりにくい。実際、これを参照し、話題にした人は多かったが、読み込んで内容をきちんと理解した人はほとんどいないようである。こういうのは一部だけ取り出して理解しても、まあ多少は利益になるかもしれないが、やはり全体を把握した上で活用すべきだろう。

 そこで、今回は特許出願文書の内容をわかりやすくまとめ直してみることにした。googleではどのようなデータを使って、どのようにスパム判定しているのか。今までのSEO情報には載っていない項目が満載なので、古いSEO技術しか知らない人にはショックかもしれない。

 そして、結論を短くまとめると「スパムはいくらやっても無駄。新鮮なよいページを更新し続けるのが最高のSEO」ということになる。

 なお、このまとめは松永が自分の訳をもとに独自にまとめたものなので、利用の際は自己責任でお願いします。

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「ハリケーン・カトリーナは日本のヤクザの仕業」説のアメリカ天気キャスターはサイトを書き換えていた

 時機を逸した話題だが、9月、「ハリケーン・カトリーナは日本のヤクザが旧ソ連から購入した気象兵器によって作られたものだ」と主張している天気キャスターがいると報じられた。その名はスコット・スティーブンス。その後、テレビ局から退社したとも報道された。

 実は9月に彼のサイトを見つけ、翻訳しようと思ってメールを送っていたのだが、その直後にウェブページが書き換えられていた。なんと、彼はこっそりウェブページから「日本のヤクザ」が犯人という説を削除し、「内部犯行」つまり犯人はアメリカ人の中にいると書き換えていたのである。

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成功哲学の「原典」、すべてのエッセンスを盛り込んだ『お金持ちになる科学』

お金持ちになる科学
お金持ちになる科学

ウォレス・D・ワトルズ著, 松永英明 訳 ぜんにち出版

 ナポレオン・ヒルやカーネギーもこの本から学んだという成功哲学の原典『お金持ちになる科学』(The Science of Getting Rich)の完全翻訳本が出ました。すでに「成功本」に通じている人は、そこに書かれている技術のほとんどを知っているかもしれません。というのも、現代の成功本の重要なエッセンスはすでにこの100年前の本書にすべて書かれてしまっているからです。

 そして、他の成功本に書かれていない要素としては、「なぜ」思考が現実化するのか、といった宇宙観まで盛り込まれています。この宇宙観を受け入れるかどうかは別にして、成功本を実践して活用する人にとって、本書は必読の一冊です。

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民主党は、ある程度の大きさの政府を目指す――前原誠司代表と「民主党 ブロガーと前原代表との懇談会」レポート

 10月31日、永田町の民主党本部で開かれた「民主党 ブロガーと前原代表との懇談会」に参加してきた。これは、GripBlogの泉あいさんの主導で開かれたもの。政治音痴の自分は個別の項目でつっこむだけの知識も見解もないし、また「支持政党なし」の立場なのだが、「要するに、民主党って何のためにあるの?何を目指してるの?」ということが知りたくて、末席に加えていただいた。

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 時間的には満足できない部分もあり、聞きたいことがすべて聞けたわけではないが、前原誠司代表、松本剛明政調会長をはじめとする方々から直接「民主党の基本理念」というものを聞けたように思う。

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ジェームズ・アレンの決定版『幸福に通じるひそやかな道』

「原因と結果の法則」で有名なジェームズ・アレンの人生論の決定版『幸福に通じるひそやかな道』の翻訳が発売されます。アレンの3大名著にも数えられ、分量的にも内容的にもアレン最大・最高の一冊。語りかけるような口調で、わかりやすく、アレンの思想の全体像をつかめます。

幸福に通じるひそやかな道

 目次・訳者あとがき・その他詳細⇒幸福に通じるひそやかな道 : ジェームズ・アレン・ネット

 以下、翻訳の裏話など。

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へぼライターが刺激を受けた5冊(Tech総研「刺激を受けた5冊」便乗企画)

この秋に読む!TOPエンジニアが刺激を受けた25冊/Tech総研」にアサマシく便乗してみました。理系じゃないのでちょっとどうしようかと思いましたが、文章を書いたり、情報をまとめたりするのに役立つ本として、今の仕事の考え方なんかに影響を及ぼしているものを選んでみました。

 便乗企画については、たつをさんがまとめてくれてます⇒ブックマークたつを > 5冊本

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イギリスに「萌島」と翻訳される島が実在した

 イギリスに「萌島」と訳される島が実在したという「萌島 - 白爛日報 ver. blog」(台湾香港のブログ記事)からの小ネタ。小さな島だが、案外有名かもしれない。日本では「マン島」と呼ばれているのが「萌島」だ。その語源もたどってみた。

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絵文録ことのは2周年(&文体の話)

音極道茶室: 著名ブログの「最初の記事」を集めてみた」で実質的な最初の記事「ウェブログ=蜘蛛の巣丸太が「サイバー日記」になった理由 [絵文録ことのは]2003/09/13」が取り上げられていたので思い出したが、一応このブログの誕生日は9月9日である。

 最初は「ウェブログ@ことのは」というタイトルだったが、途中で「絵文録ことのは」に変更した。ちなみに文“禄”じゃなくて(それでは文禄慶長の役になってしまう)「絵・文の記録」で「ウェブログ」の語呂合わせなので注意(まあgoogleでも検索できてしまうから、異体字ということでいいけどね。笑)。

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「日露戦争百周年を祝う青年の集い」レポート 東郷平八郎と「日本の誇り」

 9月3日、赤坂プリンスホテル・クリスタルパレスで開かれた「日露戦争勝利百周年を祝う青年の集い」に参加してきた。無料で18歳から39歳までの若い世代を1000人招待するという話なので、とりあえず応募しておいたのだ。「新しい教科書を作る会」の藤岡信勝氏が開会の言葉、閉会の言葉がメルマガでも有名な宮崎正弘氏ということで、主催者側の傾向ははっきりしているが、とりあえずもらえるという小冊子目当てで参加したのだった。

 以下、長文なので読む根気のある人だけどうぞ。

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[老鼠愛大米](2)ネットソング「老鼠愛大米」はなぜ爆発的にヒットしたのか

 ネットソング老鼠愛大米がなぜヒットしたのかを分析する記事があったので、少し古いが紹介しよう。「歌詞のわかりやすさ」「メロディの覚えやすさ」「歌手は最初表に出ない」といった三点が挙げられている。

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