「言葉」と一致するもの
「写真(フォト)」はphotoよりfotoが優勢
人力検索はてな/はてなダイアリーの「はてな」に新しく「はてなフォトライフ」が加わった(詳細)。社長の近藤さんはjkondoの日記で、
なんでfotoなの?というご指摘もありますが、欧州では写真=「foto」な言語もありますし、fotologというサービスもありますし、「p.hatena.ne.jp」だとa,dから随分離れてしまうなあ…とか、そんな色々で"Fotolife"になったのでした。
と書かれている。そこで、ヨーロッパの言語で「ph」派と「f」派、どちらが多いかを調べてみた。
徳保さんからのコメントに答える
「趣味のWebデザイン」の徳保隆夫さんのところで、最近の記事3点についての記事が公開されている。コメントとトラックバックができないので、まとめてこちらからコメントしたい。
中国でも「反日愛国厨房」は馬鹿にされている
zotokuさんの㊥国語扇子「憤青」- コーディネートはこうでねえと!という記事によると、「憤青」という言葉があるという。
ちょっと私流に意訳してあげよう。
ものすごい強い中華思想を持つ過激派傾向の若者
でも、くれぐれも覚えてほしいのは憤青は極一部の人間だということ。極一部ね!
新語流行語辞典によると、このように説明されている。
■◆憤青(feng4 qing1)=憤る青年
【社会・風俗】
「憤怒青年」の略。時々「糞青」と揶揄されることもある。「憤青」も「※小資」と同様、高レベルの教育を受けており、一般市民と同様か、それ以上の生活を送っている。彼らは政治と社会問題に多大な関心を示し、時折過激な言動。また、彼らは自らを愛国者と認め、反米・反日感情が強い上、しばしば日米と共生を図る中国政府にも罵詈を浴びせる。
しかし、政府の厳しい統制によって極稀なケースを除けば表に出て活動することはほとんどなく、インターネットを主な活動の場としている。かつて日本と米国の政府サイトを攻撃したのも彼らの仕業だと言われている。(彬)
中国憤青論壇(中国語):
発音から略してFQ。そして、このFQに対して、中国の知識層はかなり苦々しく思っているようである。以下、zotokuさんが紹介していた文章の初出がわかったので、てきとーにではあるが、その訳を載せてみる。
■当ブログ関連記事
だからspamは嫌われる/嫌われない宣伝方法は?
spamとは営利目的の宣伝を無差別に大量配信すること。このところ、ブログの機能を悪用してspam宣伝する例が目につく。先月は“spamは許さん!「悪質サイトBlog Map」”という記事を書いたが、その後もいくつかのspamの事例が見られた。
例えば、自分の自費出版本を宣伝するために、有名どころのブログに無差別にトラックバックを送信したブログがあった。はてなダイアリーでも「人気キーワード」を利用したspamが行なわれた(以上2サイトの運営者は反省している)。また、「イージー☆ナンセンス」というブログ(takauji.jugem.jp)はこのブログの最新記事に対して無関係なトラックバックを送ってきた(ここはあえて晒す)。
これ以外にも、コメント欄に外人が書き込むバイアグラ宣伝だとか、メーリングリストにspamを送る馬鹿がいるとか、まさに「世にspamの種は尽きまじ」状態だ。では、なぜspamは嫌われるのか、にも関わらずspamはなぜ後を絶たないのか、そして本当に効果的な宣伝とはどういうものなのか、少々考えてみたい。
(アフィリエイトとかの話もごちゃごちゃに入ってます。整理されてませんがお許しを)
アンパーサンド(&)の由来:語源と起源
「人力検索サイトはてな」で「&の書き順を教えて下さい。正確に知りたいので、それを証明するサイトも添えて紹介して下さい。ただ単に個人的な意見はご遠慮下さい。」という質問があった。続けて「あなたの“&”の書き順を教えて下さい。」というアンケートもあり、ここでは私は多数派とまるで違う書き方をするということをコメントした。
自分の場合、εを書いて、筆記体のエルを上下縮めたような形を書く。
リンク先(※下の図)の、右から二列目の一番下とかその上の形です。
これについて、いくつかのコメントがついた。
strange『おれは下の三角ぽい部分を書いてから、上の丸っぽい部分を書きます』
buttw『私は、逆S字カーブ→右下がり直線…かな。』
darts『「&」これそのものですね。最初は右下から左上へ。』
matsunaga『&は人が座っている様子をかたどった象形文字、とか言いたくなるな(´ー`)y-~~』
doumoto『書き順的には、下からニュルニュルって書くと思うけど、8を書いて、チョンチョンってつける馬鹿も居ると思う( ̄ー ̄)。』
matsunaga『いや、それはさすがにおらんやろ。わらい』
さらに、極東ブログさんでも"&"(アンパサンド)の正しい書き順という記事がアップされた。これは非常に詳細な検討であり、必見である。しかし、アンパサンド(ampersand)という言葉の意味については少々ニュアンスが違っているようである。
アンパサンド(ampersand)の語源"and per se and"は、「andといってもつまりandそれ自体」ということ。含みとしては、AとNとDの略語とかじゃないということ。「"&"はだからぁANDなんだよぉ」ということでもある。
と書かれているが、実際には「Aという字はアー、Bという字はブー……Zという字はゼッド、&という字はアンド」というアルファベットの暗唱法に由来するものであり、「略語じゃないよ」というニュアンスは特に含まれないのではないか。
プレアデスの事実と虚構――フォトン・ベルト神話を打ち砕く
フォトン・ベルト伝説の中で、何が真実であり、何がウソなのか。発端となった「フォトン・ベルト物語」から1年半の後に公開されたクレア・ウィリアムスの記事「プレアデスの事実と虚構――フォトン・ベルト神話を打ち砕く」The Pleiades in Fact & Fiction -- Exploding the myth of the Photon Beltが非常にわかりやすいので、全訳してみた。
泥棒の語源(滝沢馬琴のヨタ話)
泥棒、ひるとんび、スリ、護摩の灰、かどわかし、ばかす・ばかされる……といった言葉の語源・由来について、滝沢馬琴がいろいろヨタ話をしています。『燕石雑志』という本の一部ですが、その中で友人にツッコミを入れられたりもしていて、何だか面白い。そこでこの「泥棒」ネタの部分を訳してみました。
「塞翁が馬」と「白い子牛」
「塞翁が馬」(人間万事塞翁が馬)という言葉はよく知られています。ところが、この故事にはもう一つ同趣旨で対になる「白い子牛の話」があった――ということが、江戸時代の作家・滝沢馬琴の『燕石雑志』というエッセイに載っていました。以下、この項目を全文訳してみます。
なお、『燕石雑志』は面白いので、今後も取り上げるつもりです。
@記号(アットマーク)の様々な名称
前回に続いてアットマーク(@)の名称について。A Natural History of the @ Sign: Part Oneには世界中の「@」の呼び方についての情報がまとめられています。これを五十音順に並べ替えて訳してみました。
※この記事は2004年のものです。最新の情報はアットマーク - 閾ペディアことのはを参照ください。
@(アットマーク)の歴史と呼び名
「@(日本ではアットマーク)」という記号についての起源について、少し調べてみた結果をまとめておく。アットマークというのは日本だけの呼称で、世界的にはまるで通用しないようだ。その歴史(そもそもの発端――中世と、電子メールでの使用)ならびに呼び方について、ロバート・フルフォード氏のコラムに詳しく書かれていたので、訳してみた。
※この記事は2004年のものです。最新の情報はアットマーク - 閾ペディアことのはを参照ください。