「ネット」と一致するもの

ルビ(ふりがな)の指定の仕方(付:ルビの語源と活字サイズ名一覧)

 ルビの指定方法各種(ニフティ、青空文庫、未來社、JIS規格、W3C勧告)と、それからルビという名称の由来についてちょっとさかのぼってみた。

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ヨーロッパ最古の文明――欧州先史時代史を書き換える大発見(詳報)

 150以上の神殿跡、欧州最古の文明か…英紙報道(読売新聞2005年6月12日)という報道があった。英国インディペンデント紙の独占報道であるが、ヨーロッパ先史時代の歴史を大きく書き換えることになる発見のようである。

 というわけで、例によっていつものごとく、報道の原文を全訳してみた。Google Newsで検索した限りにおいては、世界各地の報道もすべてこのインディペンデント紙の報道の後追いのようである。関連記事は二つあるので、どちらも訳しておく。

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「はてな」はウェブ上のシステム手帳になりえる。そして「はてな記法」の秘める可能性について。

 伊藤直也さんの「はてながこだわるWebサービス提供の本音」( CNET Japan)は、表現そのものは技術者向けの専門的なものになっていたが、興味深く読んだ。勝手に要約すると、これからのウェブサービスに必要なのは、自分たちの開発したシステムを外部からも活用できるようにし、その結果、そのサービスのサイトが他のサービスのプラットホームとして使われるようになることではないか、というようなことになるのだと思う。とにかく使わせた者勝ち。

 このあたりと絡んで、「naoyaのはてなダイアリー - 隠さなくていいものは隠したってしょうがない」といった記事に絡んでいって、「たとえその情報が開示されたとしてもそう簡単に真似できるものではなかったり、真似したからといってうまくいくものでもない」というフレーズが出てくる。そして、デファクト・スタンダードになるようなものは、情報公開しても耐えられるし、むしろ使ってもらって利益を還元してもらえる、という考え方が根底にあることがわかる。

 この発想には共感を覚える。そして、「はてな記法」の秘める潜在能力についてちょっと書いてみたいと思う。今回のエントリーは見出しごとに独立したまとまりのないエントリーになってしまったがご了承を。

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中韓キムチ大戦

 韓国の大型ディスカウントショップチェーン店ホームプラスが、中国山東省青島で生産した高品質・低価格なキムチを大量輸入して販売、韓国のキムチ市場が「中国産」に圧迫されつつあるというニュース。台湾のbutさんから教えてもらいました。以下、台湾での報道を翻訳。

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ガードレール金属片 謎を「解明」してみせる人たち

 日本全国で「ガードレールに謎の金属片」という話題がマスコミを通じて盛り上げられているが、結局のところは「接触した車体の一部がはぎ取られて残ったもの」ということになりそうだ。しかし、中には「犯人」のプロファイルをやってのける「犯罪心理学者」もいる。そういうコメントなどをネットのニュース検索で洗い出してみた。テレビの発言なんかも集められたら面白いんだろうけれども。

 以下、google ニュースで「金属片」を検索した結果の600件余りのニュース記事、ならびにはてなブックマークで「金属片」を検索した結果から関連するものをまとめた。

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「電車男マーケティング」――フィクションを流行らせて既成事実化する巧妙な戦略

 電車の釣り広告じゃなくて吊り広告が映画&テレビ版の「電車男」の宣伝で埋め尽くされていた。いよいよ映画版も公開である。

 フィクション「電車男」が、なぜここまで売れたのか。それは、念入りな仕掛けがあったからだ。そして、「電車男」が売れたからということで安易にネットのコピペを本にしたり、「ブログの書籍化」ブームが始まりかけたものの、それらがことごとくコケているという現実。それは、「電車男」が売れた背景にある仕掛けをしなかったからだ。

 今回のエントリーは、「読者を突き放す書籍『電車男』には「編集」がない――「電車男」は読者参加型恋愛シミュレーションゲームのリプレイ [絵文録ことのは]2004/12/17」の続編に当たるが、論じてみたいポイントは少し違っている。それは、フィクション「電車男」に見るマーケティング戦略である。

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「サイト」単位と「記事」単位の情報の流れ、アルファミームの発見(付:はてな各サービスの使い分け)

ブログの登場で、今までの「ウェブサイト」を主体とした情報の流れとは別に「記事」を単位とした情報の流れが明確になり、またそれに対応したサービスも登場している。しかし、ネット内には今もまだ「サイト」単位を中心とした情報の流れしか理解していない人たちもいる。一方、「サイト」単位と「記事」単位をうまく使い分けている人もいる。

今回は表を使って、この2種類のレベル(レイヤー)の情報の流れについて考えてみた。また、はてなが提供しているいろいろなサービスの使い分けについて、「サイト」と「記事」という単位をもとに考えれば悩むことはない、ということも述べている。
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中国ではネットで知り合った「驢友」たちの「暴走」ブーム。海南は「暴走族の楽園」

 「驴友(lǘyǒu/驢友)」は「旅友(lǚyǒu)」のなまりで、驢馬と同じように重いバックパックを背負って野外活動を通して知り合った友人を指す。一般には山友・野友というのを「驢友」ということもある。(「与驴的第一次亲密接触」より)

 「驴友-- 旅友的谐音,喜欢旅游的人,一般指背包一族」ともある。((台湾のbutさんによると、こういう音の似た漢字で置き換えるのは大陸特有のやり方で、台湾ではダサく感じるらしい。))

――というわけで、要するに、驢友=暴走族=背包客=バックパッカー、ということらしい。背=バック、包客(ぱおかー)=パッカー。ちなみに、中国語で「走」は「歩く」。

 で、このネットで知り合った驢友たちの暴走ブームについての記事が29日(四川省成都)、30日(海南省海口)を舞台に相次いで報道された。ゴールデンウィークも暴走は大人気だったようだ。また、アウトドア用品のネットショップなどもビジネスチャンス到来ととらえているらしい。以下、ニュース報道の翻訳。

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匿名・仮名・実名論についての悪魔の辞典(ポイント整理)

 なんかブログ界の一部で延々と匿名・実名の話が続いてるね。もう前世紀から続いてる話が今もなおループしているわけだが、以下、いくつかのポイントを整理し、あと、大サービスとして拙著『ウェブログ超入門!』の草稿から関連するデータの部分をドドドーンとコピペしておく。気前よすぎ(笑)、つーかもう1年以上前に書いた本だぜ、これ。原稿仕上げたの、去年の4月だもの。

 なお、書いてある単語の意味がわからなかったら、どうして人に聞く前にgoogleやyahooで調べないんだ?失礼じゃないか?←その前に読者に対して不親切。すまん。

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他のサイトのRSSを取得してページ上で更新情報を表示するPHPスクリプト(UTF-8版)

 kotono8.comホームページならびにアンテナ一覧表示において使用中の改造スクリプトを公開します。他のサイトのRSSを取得してきて、それをページ上で表示します。「レッツPHP!」のネットツールで公開されている「RSSブロガー」のUTF-8改造版。

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