「ネット」と一致するもの

ブログ導入記事を書きました@Yahoo! Internet Guide4月号

 インターネット初心者向けの記事が多い「Yahoo! Internet Guide」誌のために書いた記事が掲載されています。今発売中の4月号で、「ブログでホームページをリニューアルしよう」という6ページ。
 ここをご覧の方にはあまりにも入門的すぎ、易しすぎると思いますが、Livedoor Blogでブログを始める手順など詳しく書いてます。文章と、あと画像のキャプチャもこちらでやりました。レイアウトはお任せしてましたが、画像を大きめに入れておいたので、画面内の文字も読めていい感じです。

 というわけで、これで俺もITゴロ!(笑)

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アクセスこわい

 「小学一年生ぶろがー・ななちゃんのお父さん」ことモダシンの永沢さんが、大手サイト「やじうまWatch」からリンクされたことで悲鳴を上げている。

Modern Syntax: またやられたーやじうまWatch

紹介してくれるのはありがたいのですが、事前に連絡が欲しいんです。でないと、知らないうちにここのaivy.co.jpのWebサーバがつぶれちゃってたりするんです(涙

普通だったらアクセス多くて大喜びなんでしょうけど、ものには限度ってもんがありまして・・・

アクセス・ノイローゼになりそうです。
(これで、アダルトサイトからリンクされたらまた完全に死ぬな)

 私自身も、やじうまWatchからのアクセスが急増したため、借りていたCsideNetのサーバーが耐えきれず、いきなりアカウント停止されるという悲劇を味わって引っ越した経緯がある。だから、「アクセス・ノイローゼ」という感覚はわかる。まさに「アクセスこわい」の世界である。だが、私はリンクするなとは言わない。その理由を書く。

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ゴーストライターズ2「著者のネームバリュー」の呪い

 前回の記事「ゴーストライターとは何者か」には色々と反響があった。特に「ゴーストの名前も、編集協力者など何らかの形で出した方がいいのではないか」という意見が目立つ。この辺は出版社の意向もあるようだが、例えば「担当編集者は裏方なのだから、名前を出さない」というところは、ゴーストの名前も出さないのが普通。逆に担当編集者の名前が必ずあとがきに入っているようなところでは、そもそもゴーストライターを使うようなことが少ないかもしれない。

 さて、今回はその反響の中にあった「有名ゴーストライター」さんの情報と、あと「出版業界ではなぜ著者のネームバリューがここまで重要視されるのか」という話を少し書いてみたいと思う。

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「ウォッチャー」の権利など守る必要はない。儀礼的無関心2

 以前「こっそりやっているサイトには、あえてリンクしないという配慮も必要ではないか」という話題が一部で取り上げられ、そのキーワードとして「儀礼的無関心」という言葉が使われるなど、いろいろ考えるところがあった。このサイト内でも「ネットでの儀礼的無関心」かコミュニケーション優先かという記事を公開した。

 しかし、ARTIFACT -人工事実- 2004/01/31「ネット教習所をシステムとして作る-儀礼的無関心について-」を読んで、自分自身がその話題の発端を間違って受け取っていたことに気づいた。

 アクセスが集中した小規模サイトが焦って記事を削除したり、サイトを閉鎖したりすることがある。そんなことがないように思いやりを持って、あえてリンクしないであげようよ……という趣旨だとてっきり思いこんでいたのだが、何のことはない、最初に言いだした人は「こっそり見る権利(チラ見)を失わせるな、と言ってる」のだった。要は覗き見である。その出歯亀行為を「公共の利益」にすり替えて議論が進められていた。このあたりを完全に見落としていたのは、私の大きなミスだ。

 そこではっきり言わせていただく。「覗き見の権利など、守る必要は一切ないと。

※2/6追記。法的な意味で「権利」は誰にでもある、という言葉尻を捉えた反論が来たので、余計な議論を避けるため、上記取消線部分を以下のように訂正します。
「覗き見する人の覗き見環境を他人がわざわざお膳立てしたり維持したりしてやる必要は全くない」
覗き見する先がなくなったからと言って文句を垂れるのは筋違いだし、ウォッチャーとしても恥ずかしい態度である。ウォッチ対象が潰れたら黙って次の対象を探すウォッチャーには何も言わないが、外からバカにして見ていただけの人が「せっかく俺が見ていたのに」と文句を言うのはおかしくありませんか?そして、それこそバカにされ続ける人の尊厳を損なう行為ではありませんか?
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ウェブログを始めるな!

 あえて逆説的な表現をしてみます。微妙な表現が多いのですが、言葉の細部にも気をつけて書いているので、きちんと読み取っていただければ幸い。

「ウェブログを始めてみた(あるいはウェブログを始めてみようと思う)けれども、何を書けばいいのかわからない」「続くかどうかわからない」と書く人たちがいる。まあそういう人も中にはいるのかな、と思っていたが、業界側がレンタルブログを始めたり、ブログ機能を追加する傾向にある中で、どうもそういう記述が増えてきた。また、中には「ブログなんてわかんないッ!トラックバックも意味不明!キーッ!ブログなんていらない!」なんて言っている人もいて、何だかなあ、という気がしてきた。

 ここで言いたいのは、「ウェブログ」というものをやってみようと思うな、ということである。そうではなく、あなたの表現したいものがウェブログを使って効果的であるのなら、ウェブログというスタイル(あるいはウェブログ用ツールやサービス)を使ってみればいい、ということだ。短く言えば、「無理してブログを始めようと思うな、ブログは便利だと思った人が使えばいいものだ」ということだ。

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本の探し方 ことのは編集室流

 「超『本』格会議」でも「どうやって本を探すか」という話題がありましたが、私の場合はこうしているという実例をいくつか。参考になれば幸いです。

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アフィリエイト、理想と現実(あるいは「いかにして余はアフィリエイターになりしか」)

479810583X.09.MZZZZZZZ.jpg 松本光春さんの『アフィリエイトではじめる ホームページウハウハ副業生活』(翔泳社)という本が届いて、今読み終わった。タイトルに「ウハウハ」なんて書いてあるのがアレだが、この本はすごくいい本である。サイトで商品を紹介し、売れたら手数料が入るのがアフィリエイトだが、その入門書としては一押しだ。おすすめ。
 ところで、サイトに広告を載せるということに対して、一般的にかなりの反発がある。私自身も1年前までは、「この世界を利用して金を手に入れようという気はありません」という人だったので、その気持ちはよくわかるのである。しかし、見事に「転向」したわけだ。アフィリエイトは単なる小銭稼ぎではない、ということに納得したからである。
 以下、いかにして松永はアフィリエイターになったのか、書評と交えて書いてみようと思う。

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本当に訪問者が知りたい20の質問

読点(、)はどこに打つか?句読点の使い方2

 ネットで文章を書いていると、句読点や記号(「約物」という)の使い方は避けて通れない問題ではあるにも関わらず、その使い方はあまり指摘されることがないようだ。そのため、前回の記事はいろいろと参照していただく結果となった。なお、前回は特に使用頻度の高い話に限ったので、例えば、ハイフン(‐)とマイナス(-)とダーシまたはダッシュ(――)と長音(ー)は違うのだというようなところまでは突っ込まなかったのでご了承いただきたい。

 そのなかでnaru33さんからのコメント。

「、」をどこに入れたら読みやすいかについても何か基準があるのでしょうか?
「、」を、どこに入れたら読みやすいかについても、何か基準があるのでしょうか?
自分はわりと、後者のようにいっぱい入れちゃう派です。
 読点「、」つまり「テン」の打ち方は非常に重要だ。しかし、それは他の記号以上に「ルールなき世界」でもある。「こうでなければならない」とは誰もいえない。しかし、「こうした方がいいかな」ということは(曖昧だが)いえるかもしれない。
 そして、この読点の打ち方を見れば、その人が人に見せる文章を書ける人なのか、あまり上手でないのかが大体わかるものである。下手すると「テンで話にならない」場合もあるのだから怖い話だ(←句読点の話では絶対に出てくるオヤジギャグ)。

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書きたいことを「あえて書かない」エディター思考

 このブログの元旦の記事では「ライター」と「エディター」のことについて書いたが、年末年始にかけて、ウェブログ方面でこれと関係する記事が出ている。
ブロガーの壁と多面性の崩壊、および魔法の数字150について(Joi Ito's Web - JP)December 23, 2003
Bloggerの壁(ARTIFACT -人工事実-)2004/01/06
書きたいこと、書けること(天国と地獄)2004.01.06

 エディター的には「書きたいことをすべて書く(書ける)わけではない」という思考回路が働く。その点については、上記記事はすべて共通しているといえよう。ただ、それを否定的に表現するか、肯定的に表現するかという点で少しずつニュアンスが違っているように思う。
 私自身は「書きたいことを100%は書かない。そのことによって、伝えたいことをもっとよく伝えることができる」と肯定的に(あるいは能天気に)とらえている。

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